院長の曽束洋平です。
前回のコラムでは、AGA治療には医学的な正解(ガイドライン)があり、「抜け毛を止める内服薬」と「発毛を促す外用薬」を正しく継続することが王道である、というお話をしました。
「先生は論理的に語っているけれど、本当に薄毛の辛さや、髪が増えるプロセスが分かっているの?」と思われるかもしれませんね。 実は私自身も薄毛の進行を自覚し、日本臨床毛髪学会のレジェンドである当院の佐藤明男名誉院長の指導のもと、「自らの頭皮を使ったAGA治療の検証」を行いました。
論より証拠。まずは、私自身の実証結果(ビフォーアフター)をご覧ください。
【院長自身のAGA治療 検証レポート】

- 治療内容: フィナステリド内服 + ミノキシジル内服※ (佐藤名誉院長によるオーダーメイド調整)
※医師である私自身の判断のもと、厳密な管理下で未承認薬の内服検証を行っています - 治療期間: 昨年の3月から治療開始(写真右は1年継続後)
- 標準的な費用(上記2剤を併用した場合の目安): 月額 約6,000円〜7,700円(税込)
※単剤の基本治療(フィナステリドのみ)の場合は月額 4,400円(税込)となります。 - 主な副作用・リスク: 性欲減退、勃起機能不全(ED)、肝機能障害、初期脱毛、多毛症、動悸、息切れ、むくみなどがまれに起こる場合があります。医師の診察・血液検査のもと、安全性を確認しながら処方いたします。
私が自らの頭皮で「実践・検証」した結果
写真を見ていただければお分かりの通り、医学的根拠に基づいた治療を行った結果、私の髪はしっかりと生え揃いました。 昨年の3月に飲み始め、半年弱でしっかりとした効果が出てきたのですが、毛量が増加したことで、日常生活において客観的にも面白い変化がいくつか現れました。
まず、昨年の夏は「やけに頭が保温されて暑いな」という物理的な変化を感じたことです(笑)。これまで風通しが良すぎた頭皮に、しっかりと髪の毛が密集し始めた証拠ですね。 また、周囲の反応も劇的に変わりました。前の職場の秘書さんからは「遠くから見て、黒い帽子をかぶっているのかと思いました」と驚かれたり、飲み始めて半年後の学会では、久しぶりに会った大阪の先輩ドクターから「おい曽束、お前なんか髪増えたか?」とストレートに突っ込まれたりもしました。
医師として、AGA治療における「医学の力」の凄まじさを、身をもって実証できた瞬間でした。
検証を経て辿り着いた「安全と適正価格」
しかし、ここで皆様に「不都合な真実」を告白しなければなりません。 私が佐藤先生の指導のもとで行っている治療には、国が認可しているフィナステリドに加えて、日本ではAGA治療薬として未承認の「ミノキシジル内服薬」が含まれています。
なぜ未承認なのか?それは、心血管系への負担など、全身への副作用のリスクがゼロではないからです(ガイドラインでも現時点では推奨されていません)。 私は医師です。自分の身体の数値を自分自身で厳密にモニタリングし、万が一の副作用が起きてもすぐに対処できる環境にあるからこそ、あえてリスクを承知で「自らの頭皮で実践し、検証」を行いました。
自分の身体で実践・検証を重ね、リスクとリターンを経験したからこそ、私は皆様に「私と同じ強い薬(未承認薬)を最初から飲みましょう」とは絶対に言いません。一般の患者様に、安易にリスクのある治療を勧めることは、医師としての誠意に反するからです。
私が患者様に一番最初にお勧めする「誠実な答え」は、やはり国が安全性を認めているお薬による、手堅くシンプルな基本治療です。AGA治療で最も大切なのは「安全に長く継続すること」。そのため当院では、患者様が無理なく続けられる「適正価格(4,400円〜)」での処方を徹底しています。
「その先」は、信頼できる名医と共に
まずはこの基本治療を、数ヶ月〜1年しっかり続けていただきます。 それでももし、「十分な効果が得られない」という壁にぶつかった時はどうするか。
当院ではそこでお手上げにはなりません。患者様の健康状態や血液検査の数値を厳密に確認した上で、『私自身が行っているような、より踏み込んだ治療(医師の裁量による調整)』をご提案することもあります。
そしてさらに、当院には最大の「最後の砦」があります。 どうしてもお薬が体に合わない方や、すでに毛根が失われている方には、日本臨床毛髪学会の名誉会員である佐藤明男名誉院長による「自毛植毛(ご自身の後頭部の元気な髪を移植する手術)」という、確実な外科的解決策をご提案できます。
最初は安全で適正価格なお薬から。いざという時は、特別な治療のチューニングや名医の植毛がある。 自身の頭皮で実証し、髪を取り戻すプロセスをリアルに経験した私が、皆様の伴走者として、ここ新潟・万代のシグナス形成外科美容外科クリニックでお待ちしております。
【※当院長が受けた治療(ミノキシジル内服)に関する法的記載事項】
医療広告ガイドラインに基づき、院長自身が行っている治療内容について明記いたします。
- 未承認医薬品等であること: ミノキシジル内服薬は、日本ではAGA治療薬として承認されていません。
- 入手経路: 国内未承認のため、薬機法(医薬品医療機器等法)に則り、医師の責任と厳格な管理のもとで正規の手続きを経て手配しております。
- 国内の承認医薬品等の有無: AGA治療薬として承認されている内服薬にはフィナステリド等がありますが、ミノキシジル内服薬と同一の成分・効能を持つ承認内服薬は国内に存在しません。
- 諸外国における安全性等: アメリカFDA等でもAGA治療の内服薬としては承認されておらず、多毛症、動悸、息切れ、むくみなどの副作用が報告されています。当院では患者様への第一選択としては推奨しておりません。









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