シグナス ログ

SNSの強い言葉と「後医は名医」の教え。

2026.04.24

院長の曽束です。

4月1日の開院から、早いもので半月余りが経ちました。 万代の街にも少しずつ馴染み、充実した毎日を過ごしています。

最近、SNSや動画サイトを見ていると、少し複雑な気持ちになります。 他の医師の治療結果を、強い言葉で批判する投稿をよく目にするからです。


「後医(こうい)は名医」という戒め

医療の世界には「後医は名医」という言葉があります。 治療が終わった後なら、誰でも「正論」を言えるという意味です。

当時の状況を知らず、結果だけを見て後から意見を言う。 これは、ある種の「後出しジャンケン」のようなものです。 私はこれまで、そのような振る舞いはしたくないと考えてきました。

半月を経て気づいた、自分の中の「本音」

しかし、開業して多くの患者様と向き合う中で。 恥ずかしながら、少しだけ心境に変化がありました。

他院での結果に悩み、当院を頼ってこられる方を診察する際、 「なぜこの方法を選んだのか」と、絶句することもあります。

強い言葉で批判したくなる医師たちの、やりきれない感情。 それが、今の私には少しだけ分かってしまったのです。

ネットの海ではなく、目の前のあなたへ

ですが、やはりその怒りをSNSで放流することはしません。 誰かを下げることで自分を上げる姿は、美しくないからです。 それは、患者様をより不安にさせるだけだと私は思います。

私は、ネットで不特定多数に向けて叫ぶ代わりに。 診察室で、目の前のあなたに「正直」でありたい。

「前の先生は、こう考えたのかもしれません」 「でも、今の私の見解はこうです」

状況を冷静に分析し、私の思うところを率直にお伝えします。

嘘のない場所であり続けるために

画面越しの派手なパフォーマンスは、私には似合いません。 大切にしたいのは、診察室での静かで誠実な対話です。

誰かを否定するのではなく、あなたと一緒に前を向く。 それが、20年のキャリアを経て辿り着いた私の答えです。

シグナスは、あなたの不安を「信頼」に変える場所でありたい。 そのために、今日もお一人おひとりと真摯に向き合います。

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