【顔面麻痺】

陳旧性顔面神経麻痺(顔面神経麻痺の後遺症)とは

「耳鼻科での治療が終わったあと」のお悩みに、形成外科ができること。 顔面神経麻痺を発症した直後の「急性期」には、耳鼻咽喉科や脳神経内科でステロイド治療や抗ウイルス薬による治療が行われます。しかし、発症から半年~1年以上が経過し、神経の回復が止まったあとに残るお顔のゆがみや、意図せず動いてしまうといった症状(後遺症)については、形成外科による専門的な修正・再建治療が非常に有効です。 私は、日本顔面神経学会認定の「顔面神経麻痺相談医」です。 形成外科領域指導医としての確かな執刀技術に加え、疾患そのものへの深い学識を持つ「相談医」として、耳鼻科での加療を終えたあとの皆様が、笑顔とQOL(生活の質)を取り戻すための新たな「道標(シグナス)」となります。


このような症状の方へ

片方の眉毛が下がってしまい、目が見えにくい、または左右の表情が違う(眉毛下垂)。 まぶたが閉じきらず、目が乾燥して痛む(外反)。 口元が下がって飲み物がこぼれる、笑ったときに左右差が目立つ。 目を閉じると口が動く、口を動かすと目が閉じてしまう(病的共同運動)。 顔の筋肉がこわばって、常に引きつれた感じがする(拘縮)


当院での主な治療アプローチ(原則として保険診療となります)
基本的には保険診療の枠組みの中で、お一人おひとりの症状に合わせた最適な組み合わせをご提案します。

  1. 眉毛下垂に対する「眉毛挙上術」
  2. 下眼瞼外反に対する「軟骨移植」まぶたが外側にめくれてしまう(外反)症状に対し、ご自身の耳などの軟骨を移植してまぶたの縁を支え、目を閉じやすくします。乾燥による角膜の損傷を防ぐ重要な治療です。
  3. 病的共同運動・拘縮に対する「ボツリヌス毒素注射療法」「目を閉じると口が勝手に動く」といった病的共同運動や、筋肉のこわばり(拘縮)に対し、ボツリヌス毒素を局所注射することで、筋肉の過剰な動きをリラックスさせます。

高度な外科的治療(動的再建)をご希望・必要と判断される場合

お顔を動かす機能を回復させるための「神経移植」や「筋肉移植(遊離広背筋移行術など)」といった「動的再建」は、全身麻酔と高度な手術設備、および入院管理が必要となります。
私は現在も新潟大学の特任准教授を務めており、大学病院との強いネットワークを持っております。診察の結果、こうした高度な動的再建手術が適応と判断された場合には、連携する大学病院へスムーズにご紹介し、最適なタイミングで治療を受けられるよう手配いたします。


シグナス形成外科美容外科クリニックのこだわり

陳旧性顔面神経麻痺の治療は、単に「形を整える」だけではありません。大学病院で数多くの高度な再建手術を執刀してきた経験を活かし、機能的な回復と審美的な満足度の両立を追求します。
「もう治らない」と諦めていた症状も、形成外科的なアプローチや大学病院との連携により、改善できる可能性があります。まずは、あなたのお悩みをじっくりとお聞かせください。

ご予約・ご相談

当クリニックは完全予約制です。

※日/月/祝日(場合により開院することあり) ※土曜日は16:00まで

駐車場はございません。公共交通機関をご利用いただくか、
お近くの有料駐車場をご利用ください。