院長の曽束です。
先日、4月22日から24日までの3日間、徳島県で開催された 「第69回日本形成外科学会総会・学術集会」に参加してまいりました。
全国の形成外科医が集い、最新の知見を共有する大変意義深い学会ですが、 今回は私にとって、非常に大きな節目となる出来事がありました。
4月23日の表彰式におきまして、 私が執筆した学術論文が、Journal of Plastic and Reconstructive Surgeryにおける 「2025年 優秀論文賞」を受賞いたしました。
受賞した論文の内容について
今回評価していただいた論文のタイトルは、 『Unveiling the Learning Curve of Fibular Flap Lateral Approach Elevation : A Solo Surgeon’s Journey』です。
少し専門的になりますが、これは 「足の細い骨(腓骨)と皮膚を、顕微鏡を使った非常に繊細な手術(マイクロサージャリー)で採取し、体の別の場所に移植して再建する技術」についてまとめたものです。
一人の外科医が、いかにしてこの高度で難易度の高い手術手技を安全に、そして確実なものへと昇華させていくのか。その「学習の軌跡(軌道)」を詳細に分析し、後進の医師たちの参考になるよう体系化したことが評価に繋がりました。
立派なガラスの縦型表彰状をいただき、 20年以上、ひたむきに再建外科と向き合ってきた日々が報われたような、大変感慨深い瞬間でした。

確かな技術を、日々のクリニック診療へ
「大学病院で行うような大手術の技術は、街のクリニックに関係あるの?」 と思われるかもしれません。
しかし、この顕微鏡下で行うミリ単位の繊細な組織操作や、 「解剖学的な構造を完璧に把握し、愛護的に(優しく)組織を扱う技術」は、 当院で行う眼瞼下垂の手術や、顔面神経麻痺の再建、 さらには美容外科の細やかな仕上がりに、そっくりそのまま直結しています。
大きな再建手術で培った、ごまかしのきかない「本物の技術」があるからこそ、 日々のクリニックでの治療においても、安全で自然な美しさを追求できるのです。

5月1日からは、当院でも保険診療がスタートいたしました。
今回の受賞を励みに、今後も現状に満足することなく最新の医学を学び続け、 新潟の皆様に「大学病院レベルの確かな技術と安心」を提供できるよう、より一層精進してまいります。
お顔周りやお肌のトラブルで気になることがございましたら、 どのようなことでも、ぜひお気軽にご相談ください。









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